悪性リンパ腫との闘い

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むさしの異変に気が付いたのは今年の2月末頃。

むさしの下痢、嘔吐が続き、食欲がなく、食べない日が数日続きました。

もともとむさしは時々、下痢と嘔吐をする時がありましたが、大抵は2~3日様子を見ると、ケロッと収まっていました。が、しかし今回は長い。
しかも食欲がなくほとんど食べないからげっそりしている。ぽちゃぽちゃしているフレブルの体が、お中のあたりにくびれができてしまっている。

2018年3月2日
いつもむさしをみてもらっている行きつけの動物病院に連れていく。

担当医は、そんなに問題はなさそうですが、念のため預かって色々と健康診断をしてみましょうと提案してくれました。いつもの下痢嘔吐のひどい版ではないかと。
それは、健康診断して問題なかったですねと飼い主を安心させる為でもあると思った。

そしてその診断は下されました。
むさしを引き取りに行った日か、後日だったかは失念してしまったが、担当医が深刻な面持ちで話し始めました。
体のリンパ節にしこりがある。特に喉のあたりなんか大きなビー玉ほどのしこりがある。また、エコー検査で消化管腫瘍も発見されたとの事です。
細胞検査により、むさしはリンパ種と診断されました。
そして・・・

余命1ヶ月の宣告が下されました。

余命1ヶ月と効いて、耳を疑いました。
1ヶ月!?うそでしょ?1ヶ月って!?
何もしなければ1ヶ月。
とても信じられませんでしたが、今のむさしの体調から考えると、本当なのか・・・?

家に帰ってからもむさしの事で頭がいっぱいです。
いつもむさしに触れているのになぜ気が付かなかったのか・・・。
なぜもっと早く病気に気づいてやれなかったのか・・・。

まだ3才のむさしがなぜ?早すぎる。なぜむさしに限って!?
そしてむさしの治療は?苦しい抗がん剤治療に耐えられる?
人間にむりやり延命されてむさしは幸せ?
嫁は迷う事なく治療したいと言っていた。

むさしを迎え入れた時から、今までの思い出が頭の中をぐるぐる駆け巡る。
私たち夫婦はむさしを抱きしめたまま泣いた。
むさしは何か察したであろうか・・・。

セカンドピニオンを受診させてもらう事にしました。

念のため担当医に断ってセカンドピニオンを受診させてもらう事にしました。
別に今の動物病院を疑っているわけではない。もちろん信頼しています。
しかし治療方法等、また違った方法があるのであれば、むさしにとって最善の方法で治療してやりたいというのが親の気持ちである。
余命宣告が出ている今、迷っている時間はない。

2018年3月5日
セカンドピニオンとして、他の動物病院を受診
見解としては行きつけの動物病院と同じく抗がん剤での治療が推奨でした。

私たち家族はこの抗がん剤治療を受ける事にしました。
幸い行きつけの動物病院でこの治療を受けられるとの事でしたので、信頼している担当医がいる事と、頻繁に通ったり相談する事が多くなると思われるので、その面でも安心でした。
しかし、抗がん剤治療を受けるというのは、費用がかかるわけで。
今まで連れ添ってきた犬達は特に大きな病気もする事がなかったのでペット保険には入っていませんでした。
抗がん剤の治療費はだいたい1回あたり2万円から、高い時で4万円ぐらいです。
この治療でおおよそ50万円ほどかかる計算です。
現実問題として保険の効かない診療をこのペースで治療するのは、家計にもキツイです。

むさしの為、治療を受ける決断をしました。

2018年3月12日
余命宣告が出ている今、一刻も早い抗がん剤治療をとの事で、1度目の抗がん剤の投薬。UW25プロトコール開始

2018年4月13日
アドリアマイシン投与

2018年4月18日
抗がん剤治療と並行して、行きつけの動物病院の意向で
日本小動物がんセンターにて、むさしを診察してもらいます。

むさしはやはりリンパ腫であるとの診断でした。
リンパ腫でも、消化器型リンパ腫によって、体のリンパ節に転移してる場合と、
多中心型リンパ腫が消化管へ波及しているパターンがあるそうです。
抗がん剤が効きやすいのは多中心型であり、消化器型は長期寛解が難しいそうです。

そして、現段階恐らくで明確な判断は付かないが、、、消化器型であろうとの見解でした。

治療方法としては、手術で腫瘍を摘出する方法もあるそうですが、今のままの状態で、抗がん剤治療を行うのが一般的だそうです。

抗がん剤のスケジュール

そして抗がん剤のスケジュールはこんな感じで色々な種類の抗がん剤を投与して1セットになっています。おおよそ半年ぐらいかかるスケジュールですね。

こうして、むさしのリンパ腫の闘病生活が始まりました。

まず投与には午前中にむさしを動物病院へ預けます。
そして体温、触診、血液検査をします。血液検査で白血球や好中球、リンパ球などの数値を見て、低くなければ抗がん剤投与となります。無事に投与できたらその日の夕方に引き取りに行きます。

この血液検査がネックで、前回の治療でグッと白血球などの数値が下がって、回復しないと抗がん剤の投与を受けられません。
むさしも何回も抗がん剤の投与が出来なかった事があります。
これは仕方のない事なのですが、予定より治療が遅れるし、検査費用もかさみます。
そこは何回も投与をしていると、何日ぐらいで白血球の数が上昇してくるかの統計がとれてきますので、通常1週間開けて投与する所を10日開けて投与しましょうなどの対策ができて、治療できるペースが決まっていきます。

犬の抗がん剤を投与した時の副作用ですが、うちのフレンチブルドッグのむさしの場合には人間のような脱毛はありませんでした。ひげが抜けたぐらいですが、時間の経過とともに生えてきては薬の投与で抜けたりの繰り返しでした。体毛はいままで通りの抜ける量といった所でしょうか。
どの抗がん剤の種類でもだいたい投与1週間後ぐらいに体調が悪くなります。
具体的な症状としては、嘔吐、下痢、食欲不振です。
この症状が2~3日続きまた回復。そして抗がん剤投与の繰り返しです。
むさしも相当つらい思いをしているでしょう。

1サイクル、開始してから1月経過する頃には、むさしの腫瘍が小さくなってきている事が確認できました。あきらかに効いています。

よかった~。

その後、定期的に抗がん剤を投与して行きます。必然的に私たちの生活もむさし中心になっていきます。むさしの体調を見ながら。

むさしが投薬した日は安静にして、翌日など体調が良ければお散歩も普通に行っていました。
ただ、体調が悪い時はお散歩は控えていました。

むさしの体調次第で、普通に生活ができます。ドッグランにも行きました。家族での旅行も何度も行きました。食欲ある時はどんどん体重が増えます笑
そして体調が悪い時はぐんとやせてしまいます。
旅行に行く時は、治療のスケジュールを調整して、体調が悪くならない時の投薬としていました。
そこは信頼している担当医がこちらの希望やスケジュール、むさしの体調や投薬のスケジュールなどをしっかり管理してくれたおかげです。

完全寛解!

ついにこの日がきました。
先日11月26日、最後の抗がん剤投与の日となりました。
担当医に確認すると、もうむさしの腫瘍は確認できず、完全寛解とみていいでしょうとのお言葉を頂きました!
余命宣告されてから約10か月目経過しました!
むさしは今、元気に走り回っています。食欲もあり、大好きなお散歩もできます。

長かったけど、本当によかったです。
正直病気の事なんてブログに書きたいなんて思ってもいませんでした。
しかし世の中には癌と戦ってる犬達や愛犬家の方々が沢山います。
このブログが目に留まったら、少しでも勇気を付けてくれたらいいなぁなんて思っています。
本当は病気の事を最初から書いていたらブログ的にはよかったのかもしれませんが、とてもそんな事思いつきませんでしたし、気分ではありませんでしたので、これからむさしの様子や定期健診などの様子も含めて書いていこうと思います。

だいぶ一気に書き綴ってしまいました。
これで終わったわけではありません。あくまで完治ではなく寛解です。
症状が消えているだけです。
この状態をいかに長く継続できるか・・・
ここからまたむさしの戦いが始まっていきます。

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